当たり前の話ですよね。
新聞、広告、雑誌、漫画、携帯、食品表示、洋服のタグ、
ニュース、コメディ、映画、会議、雑談、告白...
文字、言葉が溢れています。
でも、「もう、いらない!」とはならない。
そのくらい必要なものだし、だからこそ、なじみすぎて気付かない。
『JI BORN 字本』
この本を読んで、「字」ってすげーって思いました。
そして、「字」を作ってきた人類ってすごい!...とも。
(本では、「字」が生き残った...というように書いてあります。たしかに...。)
ぼくが読んで一番印象に残ったのは、
「字」は目に見えるものを表すのは当然の役割。
でも実は、目に見えないものを目に見えるようにしているってこと。
恋だとか、愛だとか目に見えないですよね。感情はみな見えない。
でも、『愛』という字を見るだけで、「あーあれね!」って納得できる。
今もそうです。
もし、「字」ってものがなかったら、
『字本、すんごい、いい!読んでみて欲しい!』
っていう今のぼくの気持ち、なんて伝えりゃいいんでしょ?
目に見えない感情を相手に伝えるには『字』『言葉』がやっぱ簡単。
言葉の中から、”ぽい”ものを選べばいい。そして、書けばいい。
表情やしぐさもとても大事。でも、『好き』って言っちゃえば一発。
すんごい力を持ってるんですね。
当然。当たり前。そんな「字」の話で感動をくれた『字本』。
もっともっと深くてびっくりなことも教えてくれるので、読み応え抜群です。
ホントはすごい、字の話。
ぜひ!
ADP発行 字本 3,990yen(税込)