『ROCKET』
1996年秋に表参道にある同潤会青山アパートで始まった、
「若いクリエイターやフォトグラファーの才能を活かす場所を!!」
という想いから、アートディレクターである藤本やすしさんが
立ち上げたギャラリー。
1週間ごとに変わる展示という今までにはない
スピード感が話題になりました。
月に4回のペースでやっていたというのは驚きです。
そのスピード感とアーティストの想いが読めるBOOK。
その名も『ROCKET』
見たことのある作品から、見たことのない作品も多数。
作品に対する情熱や願い、また、表現の仕方、
それぞれにそれぞれがあって
読みごたえ、見ごたえ、感じごたえがあります。
ぼくはアートって見る人次第だと思ってて、
見る側の
「作品の奥にある作者の動機とか、気持ち」を
知りたいっていう姿勢って大事だと思うんです。
でも、そういうのって言葉にしてもらわないと
わからないことだったりするから、
こういう本は必要だと思います。
知って違って見えるようになる楽しさを知ってしまうと
やめられませんねー。
実際に見て聴いて話すのが1番ですが、
なかなかできない時には本で。。。
一緒に本やっているbiblio福岡天神、BOOKのボス
石井勇に「ちょっとマニアックじゃない?」
と言われましたが、
ぼくは自信を持ってオススメしたい1冊です。