2009年1月31日土曜日

『ROCKET』          006





『ROCKET』


1996年秋に表参道にある同潤会青山アパートで始まった、
「若いクリエイターやフォトグラファーの才能を活かす場所を!!」
という想いから、アートディレクターである藤本やすしさんが
立ち上げたギャラリー。

1週間ごとに変わる展示という今までにはない
スピード感が話題になりました。

月に4回のペースでやっていたというのは驚きです。

そのスピード感とアーティストの想いが読めるBOOK。
その名も『ROCKET』

見たことのある作品から、見たことのない作品も多数。

作品に対する情熱や願い、また、表現の仕方、
それぞれにそれぞれがあって
読みごたえ、見ごたえ、感じごたえがあります。




ぼくはアートって見る人次第だと思ってて、
見る側の
「作品の奥にある作者の動機とか、気持ち」を
知りたいっていう姿勢って大事だと思うんです。

でも、そういうのって言葉にしてもらわないと
わからないことだったりするから、
こういう本は必要だと思います。

知って違って見えるようになる楽しさを知ってしまうと
やめられませんねー。

実際に見て聴いて話すのが1番ですが、
なかなかできない時には本で。。。

一緒に本やっているbiblio福岡天神、BOOKのボス
石井勇に「ちょっとマニアックじゃない?」
と言われましたが、
ぼくは自信を持ってオススメしたい1冊です。